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〒247-0009 
横浜市栄区鍛冶ヶ谷
2-9-10


TEL 045-893-3633
        正翁寺の沿

〔由来〕
 前身は正翁庵といい、室町時代の後期にあたる16世紀中期に、地元鍛冶ヶ谷に現存する大谷氏の開基により、聖月但公(しょうげつたんこう)和尚によって開かれました。
 それより半世紀後の慶長6年(1601年)、栃木県大中寺(だいちゅうじ)10世と藤沢市天嶽院(てんがくいん)3世を兼ねる韓嶺良雄(かんれいりょうゆう)大和尚によって寺格昇格がなされ、本郷山正翁寺と改めらました。
 四百年以上の月日が流れ、現在では27代目の保雄(ほゆう)和尚が住職しています。

〔仏様〕
 本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)で、室町時代の後期、鎌倉の厄難除の守護尊として作られました(この地は、昭和初期まで「鎌倉郡鍛冶ヶ谷村」)。雲慶作、七十センチほどの木造の立像で、表面には金箔が施されています。
 境内には、薬師如来、地蔵菩薩、観音菩薩をはじめとして幾つかの石仏があり、それが地元の郷土史研究会の「本郷の石仏散歩」で紹介されてから、散策の人の出入りが多くなりました。

〔環境〕
 JR根岸線本郷台駅の東側、徒歩約8分のところ、鎌倉街道(バス停は、本郷石橋)から少し北へ入った所にあります。境内は西から北側を山に囲まれ、東から南が開け、本堂は東南向きに建っています。屋根の形状は初期禅宗様式です。

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